「投資」と「トレード」は別物 あなたが負け続ける理由が、ここにある

日常の生活の中で、同じような言葉を“なんとなく”わかっているフリをして話を進めてしまうことがあります。「目的」と「目標」の違いや、「カフェオレ」と「カフェラテ」の違いなどが良い例でしょう。音が似ていたり、さほど重要ではなかったり、知らないと恥ずかしかったり。

まあ、カフェオレとカフェラテの違いをわかっていなくても人生に大きな影響はないと思いますが、株式投資をするなら、だれもが必ず明確に理解しておかなければならないことがあります。それが「投資」と「トレード」の違いです。なぜなら、みなさんの懐事情(お金の問題)に直結するからです。

そもそも違いがあるのか?

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「投資」も「トレード」も、株式の取引(売買)を指す際に使われる言葉ですが、この2つの違いは何でしょうか? 多くの人は、おそらくこう思っているでしょう——「日本語と英語の違いでしょ?」と。でも、はたして本当にそうでしょうか?

調べてみればわかることですが、「投資」を英語で言うと「investment」。おかしいですね、「トレード[trade]」ではないようです。

「投資」という言葉は、投資もトレードもひっくるめた株取引全体を表すときにも使われます。株式以外の金融商品への投資や不動産投資までも含めた、お金を投じる行為すべてを指す言葉でもあります。そのため余計にわかりづらく、そもそも投資とトレードに違いがあることに気づいていない人も多いのではないでしょうか。

しかし、ある銘柄を買う(売る)という行為ひとつひとつについて言えば、それが投資なのか、それともトレードなのか、そこには明確な違いがあります。自分では気づいていなくても、あなたも日々、投資かトレードのどちらかを行なっています。

投資歴があてにならない理由

資産運用には決まった教科書がありません。だから、個人投資家のみなさんは思い思いに雑誌や書籍、テレビ、インターネットなどを通じて投資手法を学びます。そこで得た断片的な知識によって、ご自身の大切なお金を株式市場に投じるわけです。

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このとき、だれもが「儲かる」ことしか考えていません。当然ですよね。「負けよう」「損をしよう」と思って大事な身銭を切る人はいないはずです。しかしながら、そのための準備がきちんとできているかというと、残念ながら人それぞれです。できている人もいれば、できていない人もいる。当然、できていない人は儲かりません。それどころか、大切なお金を失うことにもなります。

何の勉強もせずに適当な銘柄(雑誌に「買い」と書いてあったなど)を買ってしまうようなケースは論外ですが、ちゃんと知識を身につけて、さまざまなデータや情報もチェックして、慎重に始めたにもかかわらず、どうして一向に儲からないのか……そう思い悩んでいる人は多いでしょう。

なぜそんなことになってしまうのかと言うと、株式投資の根本的な考え方、基本の“き”とも言える「投資とトレードの違い」が抜け落ちている人が非常に多いのです。「ちゃんとやっているつもりなのに儲からない」と嘆いている人の大半を占めるのではないかと思います。

そうした人たちは、次のような状況に陥りがちです。

  • 日本を代表する優良企業である自動車株を購入したが、なかなか動かない
  • 決算発表で増収増益、ピカピカの銘柄を買った途端に急落してしまった
  • 時価総額が保有資産価値以下になることは理論的にないから買ったのに、株価はジリジリと下落を続けている。まったくもって意味がわからない

いかがでしょうか? ひとつでも思い当たる方は多いでしょう。初心者だけでなく、投資歴20年という方でも共感できる部分があるのではないでしょうか? そうなのです。「投資歴」というのは、みなさんの資産運用における武器にはならないのです。

そして困ったことに、いったんこのような状況に陥ってしまうと、なかなか原因を突き止められず、いつまでたっても安定した資産形成のための運用ができない。結果的に「トータルで負け続けてしまう」ことになります。それは、だれも望んだ姿ではないと思います。

投資とトレードの違いを理解せずにお金を投じることは、株取引において「もっとも危険な行為」と言ってもいいほどなのです。

サッカー選手から野球を学んでいませんか?

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投資とトレードはまったくの別物です。スポーツにたとえるならば、この2つは「レベルが違う」のではなく「種目が違う」のです。同じ球技でも、「サッカー」と「野球」くらいルールが異なります。また、「サッカー」と「野球」くらい必要な能力も違います。

サッカーならボールを足で蹴るため、足技を磨く必要があります。しかし、野球ではボールを蹴りません。だから、蹴る能力を磨いても意味がありません。野球は手でボールを投げるスポーツ。上達するには、投げる能力を磨く必要があります。

同じように、「投資」と「トレード」もルールがまったく異なります。磨くべき必要な能力も異なります。この違いを知らないままに学習し、無駄な能力を磨いていませんか? 無駄な時間を過ごして忙しくしていませんか? そして、無駄な含み損を抱えて困っていませんか?

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「日本語と英語の違いじゃないなら、長期と短期の違いでしょ?」、そう思った方もいるでしょう。たしかに「長期投資」「デイトレード」といった言葉からは、そのような印象を受けます。でも、投資とトレードの違いは期間ではありません。また、「印象」などというあいまいな違いでもありません。

株取引では「なんとなく」でやってしまうことの危険性がよく語られます。銘柄選びにしても、エントリーのタイミングにしても、「なんとなく」は禁物です。同じように、言葉の違いひとつをとっても、「なんとなく」で済ませてしまってはいけないのです。

いま日本の個人投資家に必要なこと

「空気を読む」あるいは「察する」ことは、人と人とのコミュニケーションにおいては大切なことです。そして、私たち日本人はそれが得意です。だからこそ、はっきりとした違いを認識することなく、なんとなく話を合わせてきたかもしれません。

しかし、いまこそ明確に「投資とトレードの違い」を理解しなければならないと断言します。その違いを理解することではじめて、先にあげたような状況に陥ることなく、適切なリスクを取りながら利益を積み上げていく基礎ができるのではないかと思います。

では一体、投資とトレードは何が違うのか? 具体的に、どういう取引が投資で、どういう取引ならトレードなのか? そして、あなたに合ったスタイルはどちらなのか?

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 窪田 剛(株の学校ドットコム講師)

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