株を始めるファーストステップ!? 初心者が証券口座について調べてみた

コガマリコ
2018年10月6日 10時30分

株に興味が湧いてきた30代女子(子持ち主婦)が、ゼロから株について調べ、少しずつ学んで、立派な投資家になっていく(?)までを、不定期連載でお届けします。果たして、彼女が株を買う日はいつになるのでしょうか……?

前回の記事では、株に対して初心者の私が感じていた漠然としたギモンについて実際に調べることで、これまで抱いていた株=怖いものというイメージが「きちんと勉強すれば私にもできるかもしれない…!」と不安が少し、株への小さな一歩を踏み出しました。

今回は、株を始めるにあたって必要となる証券口座について、どんな種類があるのか、どの証券会社を選べばいいのか、とことん調べてみたいと思います。

【参考記事】株初心者必読! 株式投資を始める前に考えたい5つのこと

証券口座を開設するには?証券会社の種類を調査!

そもそも証券口座とは?

株を始めるにあたってまず必要となるのが証券口座。その名の通り、証券会社に設ける口座のことだそう。株以外に現金を預けることもできるそう(意外!)で、機能は銀行口座と似ていますが、給与の振り込みや自動引き落としの口座としては使えないのが大きな違いのようです。

そして、証券会社にはどうやら大きく分けて、店舗型の証券会社(総合証券)とネット専用の証券会社(ネット証券)の2種類があるよう。それぞれのメリット・デメリットについて調べてみると、店舗型はどの銘柄がいいかといった株の相談ができ、また情報などを提供してもらえる点がメリットではありますが、その分やはり手数料が高くつくそう。

一方、ネット証券は、インターネットやスマホからも口座開設ができ、手数料はそれほど高くないようですが、やはり全てが自己責任。銘柄などの情報収集を始め、実際の取引まで自分で行う必要があり、株の勉強は必須!

また、意外だったのが証券口座を開設するだけなら費用はかからないということ。銀行で口座を作るのが無料なので、当たり前といえばその通りかもしれませんが、初心者にとってはこんなところも新鮮な発見でした。

結果、選んだ証券会社の種類は?

それぞれメリット・デメリットはありますが、手数料や手軽さといった点で、現段階では、私にはネット証券の方が合っていそうです。

ネット証券だけでも種類は多数!どうやって選ぶ?

証券会社の種類を理解したら、次は証券会社選び。ネット証券で口座開設しようと決めたものの、証券会社の数も多く「いったいどう選んだらいいのか」迷います。おすすめランキングのようなサイトも目にしますが、そもそも疑い深い性格なため、簡単に信用はできません…!

そこでまず、会社選ぶ際の基準にしたいポイントについて3つの視点で調べてみました。

1.株取引にかかる手数料で比べてみた

前述した総合証券との違いでも挙げられていた手数料。銀行への入金や振り込みに手数料がかかるのと同じように、株式の売買をするにもやはり証券会社に支払う手数料が発生するようです。

この手数料、具体的には買い手と売り手の手続きを仲介する際のさまざまな費用のことで、取引1回ごとに手数料がかかる場合と、1日定額制の手数料を設けている場合の2種類があるよう。

前者の場合は、10万円まででいくら、20万円まででいくら、といったように段階的で区切られているので、取引額が多くなるにつれて手数料も多くなる。一方、1日定額制は、よく聞くデイトレーダーという人たち向けがメインなのでしょうか。

さらに具体的な手数料を見てみると、50万円株を買った場合、総合証券だとは4000円~7000円、ネット証券は500円以内のところがほとんど。やはりネット証券の方が圧倒的に安い!

手数料の視点で選んだのは…松井証券

ネット証券の中でも手数料が安く、特に1日の取引が10万円以下であれば無料とのこと。少額から始めようと思っている私にはありがたい設定金額なので候補に。

2.ツールの使いやすさで比べてみた

ネット証券は、個人投資家のためにさまざまな取引ツールを用意しているそう。ツールの機能も証券会社によって特徴が違い「企業分析がしやすいもの」や「注文スピードが早いもの」など色々とあるようですが、、、初心者にしてみれば、そもそも何が必要かもイマイチわからないのが正直なところ。

また、ツールを調べていると専門用語も出てきてあたふた…!

初心者として優先したいのは、機能が多いものより使い方がシンプルでわかりやすい、携帯でいうガラケーや操作らくらくなスマホのようなもの。ですが、実際に使ってみないと使いやすさや機能ってわからないですよね?みなさん、どうやって選んでるんだろう。

ツールの使いやすさで選んだのは……SBI証券

実際に使ってはいないのですが、、色々なサイトを調べてみたところ、SBI証券のツールは初心者でも使いやすいとの意見を多数見つけたので。また、条件を満たせば無料で使えることができるツールということで候補に。

3.取り扱う商品の種類で比べてみた

証券会社によって取り扱う商品の種類も大きく異なるそう。株以外にも投資信託や債券などさまざま。株だけをとってみても、外国株や人気といわれている新規公開株(IPO)は、買える会社と買えない会社があるようです。

現段階では、まだどんな株を買うか、株以外の投資をするかはっきり決まっていませんが、長い目で考えると選択肢は少ないよりも多い方がよいのでは?と思いました。

商品の種類で選んだのは…SBI証券

取り扱っている商品の数が多く、海外株式の取り扱いも多い点。先日、家探しでファイナンシャルプランナーの方にちらっとオススメされたのも頭の片隅に残っていたので、候補にしてみました。

比較検討の末、選んだ証券会社は!

3つのポイントで選んだ結果、私に合いそうなネット証券候補は松井証券とSBI証券のふたつに。どうやってひとつに絞ろうか迷いましたが、意外にも違う証券会社の口座を持つ人も多くいるそう!むしろその方が一般的?

口座が複数あることで使えるツールや提供される情報、受けられるセミナーなど、違ったサポートが受けられるので、自分に合ったものを使い比べてみるのもありとのことでした!

というわけで、松井証券とSBI証券にいったん口座開設をしてみようと思います!

[執筆者]コガマリコ
コガマリコ
結婚、出産を経て株に興味を持ち始めた30代女子。株超初心者ですが、育児の合間をぬって基本のキから勉強中!
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