はじめての株式投資 30代女子が直面した3つのナゾ

コガマリコ
2018年8月29日 13時47分

株をすでにしている方、またこれから始めようと思っているみなさん! 突然ですが、株を始めようと思ったきっかけは何ですか?

今年33歳を迎える私の場合、昨年子どもが生まれ、環境も一変。これから必要になるであろうマイホームの購入資金と、子どもにかける教育費をどう捻出するかが、目下の悩みとなっています。毎月少しずつ貯金はしているものの、銀行預金の利息はないに等しいですよね。

これまで「株って難しいし、怖そう……」と思い、株とは無縁の生活を続けてきましたが、最近NISAやiDeCoなど比較的初心者が始めやすそうな資産運用の手段もよく見聞きするようになり、今後必要なお金のために、勉強してチャレンジしてみるのもいいかもしれない!

ということで、まずは、株を始めるにあたって疑問に思ったことを勝手に調べてみました!

【参考記事】株初心者必読! 株式投資を始める前に考えたい5つのこと

疑問1 そもそも株のメリットは?

ほかの資産運用と比べてどんなメリデメがある?

前述したように、私が株を始めようと思ったのは、銀行にただ預金しておくよりも資産を効率よく増やせそう!と思ったのがきっかけです。

株で得られるメリットはなんとなくイメージはできるものの、具体的にはどのようなメリットがあるのかわからない……。そこで、さっそくメリットについてまとめてみました。

ひとくちに「株」といっても、どうやらやり方によって大きな違いがあるんですね。

キャピタルとインカムってナンダ!?

株のメリット1つ目は「キャピタルゲイン」が得られること。

さっそく知らない単語が出てきてドキドキしますが、これは「値上がり益」のこと。つまり、購入した時よりも株の価格が値上がりし、その後、株を売却することで、売買差益を得ることをいうらしく、私が株のメリットでイメージしていたのも、このキャピタルゲインでした。

2つ目のメリットは「インカムゲイン」が得られること。

これも聞き慣れませんが、利子や配当金、株主優待などのことで、なんと株を保有している間はもらい続けることができるそうです。

配当金の額は会社の業績に左右されることが多く、業績がよければ配当金も増え、逆に悪くなれば配当金も少なくなってしまいますが、持っているだけでもらうことができるのは、個人的にはうれしいところ。

株主優待も、例えば鉄道会社の株を購入すれば乗車券の優待を受けることができるので、帰省で使う飛行機や新幹線が優待価格で買えたらうれしいけど、どうやらそれだけで選ぶのは注意したほうがよさそう。

デメリットはやっぱり損失があること

いろいろと魅力的なメリットがある一方、当然ながらデメリットはつきもの。

先ほどキャピタルの反対で、株が値下がりし、購入した時よりも低い金額で売却した場合には、悲しいですが損失が生まれます。これが「キャピタルロス」です。

世の中がスピーディーに変化しているこのご時世。業績不振により、購入した企業の株価が下がったり、そもそも上場廃止になってしまったり、増やすはずだった資産がなくなってしまうことも十分に考えられます。

もしも夫婦でコツコツ貯めたお金が一瞬にしてなくなってしまったら……私、もう立ち直れません。

では一体、どういった時に株価が下がってしまうのか? また、大きな損失をしないためにできることはあるんでしょうか?

疑問2 株価が下落するってどういうこと?

できれば大きな失敗はしたくないのですが……

株を始めるにあたって、リスクはつきものだと思っていても、「やはり大きな失敗はしたくない!」というのが株初心者の本音ではないでしょうか。

かく言う私も、テレビなどで株価が下落して悲惨な目にあった人を目にする度に、株の怖さを感じていました。さらに、株価下落の仕組みがわかっていないことが漠然とした不安につながり、株から距離を置いていた理由の一つでもあります。

では、株価の下落はなぜ起こるのか。不安を拭うためにも、まずはそこから知る必要がありそうです。

買いたい人がいてはじめて売ることができる

そもそも株価は、株を買いたい人と売りたい人がそれぞれ値を出し合うことによって価格が決まるもの。売る側と買う側の折り合いがついた値段が、つまり、その時点での株価となっているとのこと。

なので業績がよく、買いたい人が多い場合は株価が上がり、反対に売りたい人が多い場合は株価は下がり、これが株価が上下する仕組みになっているんだとか。

だから、株価が下落というのは、株を売りたい人に対して買う人がほとんどいない状態となって、需要と供給のバランスが崩れることが原因で起こってしまうらしいのです。

そして、このアンバランスが起こる理由はさまざまで、企業の業績不振や為替の変動などによる場合もあれば、突発的な事故や事件、天災など予知するのが難しいものが原因で下落することもあるようです。だからやっぱり、下落による損失を完全に避ける方法はないのです……。

リスクを回避したいなら勉強しないとね

しかし! 損失を100%なくすことはできなくても、リスクを抑えながら株を始める方法はあります。例えば、はじめのうちは株を買う金額を少なくしたり、また銘柄も1つに絞らず複数購入して分散したりするのも、リスク回避の一つの手段だとか。

他にもリスク管理の方法はありそうなので、株を始めならきちんと調べて、しっかり勉強しなくては! やはり、そこは自己責任ですもんね。

疑問3 株を始めたい! で、何からすればいい?

株のメリットとリスクについては、ざっくりですが、いちおう理解できました。さっそく株を始めようと思いますが、まずは何から始めればいいのでしょうか?

株を始めるにあたっては……

1.証券口座の開設
2.口座へ入金
3.銘柄選び

といったステップが必要となるようです。思っていたよりもシンプル。

だからといって、一気に突っ走るのがいちばん危険なようなので、この次は証券口座について調査したいと思います!

【今回参考にした記事たち】

[執筆者]コガマリコ
コガマリコ
結婚、出産を経て株に興味を持ち始めた30代女子。株超初心者ですが、育児の合間をぬって基本のキから勉強中!
最新記事
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格など投資の最終決定は、ご自身のご判断で行っていただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証するものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等にはお答えいたしかねますので、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。また、本コンテンツの記載内容は予告なく変更することがあります。
お知らせ
» NTTドコモのマネーポータルサイト「dメニューマネー」に記事を提供しています。
dメニューマネー
» 国際的ニュース週刊誌「Newsweek(ニューズウィーク)」日本版ウェブサイトに記事を提供しています。
ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
» ニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」に配信中。「経済」「マネー」「株・投資」ジャンルから、かぶまどをチェック!
SmartNews(スマートニュース)
銘柄選びの教科書
トヨタを買って大丈夫?