子育て主婦、株を始める! 私がNISAではなくトレードを選んだ理由
《ちょっとしたご縁から株の世界に足を踏み入れてみた「私」。これまで自分には難しくて無理だろうと思っていたのに、なぜ、こんなにもワクワクした気持ちになっているのか──》
『株の学校』を手に取った
私は、3歳と1歳の子どもを育てている主婦です。出産前に働いていた会社を退職して、現在はフリーでライティングの仕事をしています。幼児2人の育児はなかなかハードで、毎晩寝る頃にはヘトヘト……。でも、子どもの可愛さに何とか頑張り、楽しく過ごしています。
そんなドタバタ生活の中、最近、株の勉強を始めました。ちなみに株式投資の経験はゼロです。
なぜこのタイミングで?と言いますと、直接のきっかけとしては、最近お手伝いさせていただいたライティングの仕事です。
書籍『株の学校』を読んだ方へのインタビューに同席する機会があったのですが、インタビューに答える方々が皆一様に「株をやってよかった」「稼げるようになった」と目を輝かせながら答えているではないですか。
「これだけの利益が出た」「株は面白い」という彼らからの言葉。時には失敗してしまったり、忙しい日々の中で勉強が大変な時もあるようですが、彼らの中には確固たる「輝く未来像」が見えていて、それに向かって日々進んでいる……そんな様子が伝わってきました。
いきいきと語る彼らの話を聞けば聞くほど株に興味がわき、「そんなにいいなら、どんな世界なのか私も覗いてみたい! もしかしたら、私にもできるかもしれない。じゃあ、まずは“あの本”を読んでみようか……」。そんな気持ちになりました。
あの本とは、もちろん『株の学校』です。もともと我が家の本棚にもあり、赤い本なので目立ってはいましたが、自分には難しいと思っていて、読むにはいたりませんでした。しかし、ここでついに『株の学校』に手を伸ばすこととなったのです。
ついに、これを読む日が来た……
育児、家事、仕事… 両立はなかなか難しい
株に興味を持ったタイミングとしても、すごくよかったように思います。先日、上の子が幼稚園に入園、下の子も一時保育を利用するようになったため、少しずつですが、自分の時間ができつつあるのです(嬉しい!)。
そこで、今後の自分の方針を考えてみようと、自分がこれからどうしていきたいのかについて、じっくりと考えてみました。本音で、やりたいこと、これからどうしたいのか、時間をとってノートに書き出してみたのです。
「どこどこに行きたい」「こういう仕事がしたい」「こんな家に住みたい」……たくさんの理想が出てきましたが、それらをざっくりまとめると、だいたい3つに分けられました。
それは、
「子どもとの生活を楽しみたい」
「自分らしく活躍したい」
「経済的に自由になりたい」
というものです。
子どもを育ててみると、我が子が成長していく様を見るというのは、単純にすごく面白いなと感じます。それに、私自身も子どもたちと一緒に、この世界の勉強を一からしているような感覚があるのです。子どもと一緒にいろんなものを見たり聞いたりするのが楽しく、これからもそういう時間を大事にしたい。
そんなふうに母親として子どもとの生活を楽しみたい一方で、家庭生活だけではなく、好きなことや得意なことを活かして働きたい思いもあります。
さらに、経済的に不安のない状態になって、ほしいものを手に入れられるようになりたいし、家族旅行や子どもの習い事などにお金を使ったり、素敵な家に引っ越しもしたい!
うーん、家庭も仕事もお金の面でも、理想はいっぱい。でも、これらを全部叶えるってできるのかなあ……。
すべてを理想通りにできたらいいですが、時間的、体力的、物理的な制約があり、なかなか難しい部分もあるのが実際のところです。優先順位を考えて、何かを泣く泣く諦めなくてはいけないことも出てきます。もちろん、子どもの成長とともに状況も変わっていくのでしょうが……。
でも、「株」なら…?
もし、株式投資であれば、どうでしょう。
自分のペースでトレードをして、育児や家事にも時間を使えそう。その上で余裕が出てきたら、やりたい仕事を始めることもできる気がします。仕事と株式投資の収入を得て経済的にも豊かになる……そんな生活が叶うのではないか。
もし叶ったら、すごくいいなあ。
もちろん、簡単なことではないでしょう。超初心者の私、勉強も続けていかなくてはいけないと思います。でも、やってみる価値は十分にありそうだと思いました。
『株の学校』を実際に読んでみて
さて、『株の学校』を実際に読んでみると、超初心者の私でも理解しやすく、どんどんと読みすすめることができました。
なお、この『株の学校』で教えてくれるのは、投資信託や積み立て投資のような長期投資ではなく、もっと短い期間で売買をする「トレード」と呼ばれる方法です。そんなやり方があることも知らなかった私ですが、読むだけでわくわくしてくる実感がありました。
チャートの図など少し難しく感じるところもありますが、筆者の窪田剛さんの解説がとてもわかりやすいですし、「株をやったら、こんな未来になるかも……」が見えた私には、早く理解したい、進めたい、という気持ちのほうが勝ったのです。
本の後半になるにつれて、実際にトレードをしたことがないとピンとこない部分も結構あります。けれど、まだやったことがないのだから、それは当然でしょう。これから実際にチャートを見始めた際に、またその部分を読み直していけば理解していけそうだと思えています。
本の中で印象的だったのが、「トレードの基本はシンプル」と書かれていた部分です。
「銘柄選び、エントリー、決済。この一連の作業をチャートのパターンを利用してシンプルに繰り返すのです」というのが目からうろこでした。株というと難しそうに感じますが、実はやることはシンプル……。私でもできるかもしれない、と希望が持てました。
『株の学校』を読んでいると、大学受験時にセンター試験の数学の勉強をしていたときのことが思い起こされました。文系人間の私ですが、センターの数学は、ちゃんと基本を学んで理解すれば点数をとっていくことができました。一見難しそうに見えても、恐れることはなかったことを思い出します。
トレードも、どことなく似ているように感じました。
わくわくが止まらない!
子育てを楽しみながら、収入もしっかりと得る。そして、自分の好きなことや得意なことで仕事も楽しんでやっていく。そうなったらすごく嬉しいなあ。これまではぼんやりと理想はあったものの、なかなか現実的に進められていなかったのが、今、そんな未来に向かって一歩を踏み出せたように思います。
インタビューでいきいきと語っていた彼らのように、私もまずは、「どこに行きたいのか」を明確にしたいと思います。目的地を忘れず、いつでもわくわくした気持ちを思い出せるように。そして、それに向かって進んでいきたいと思います。
これから、頑張っていきます。
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